三十回目

 これでブログも30回目となる。最初はそんなに書くほどのこともあるのだろうかと思っていたが、いざ書き始めると、芋づる式に書き足りないことが出てくるようになった。

 おそらく日常生活のいろんな場面で、いろんなことが気になっていたのだろう。自分が感じていたことを一度言語化して、整理してみたいという気持ちが強い。思ったこと感じたことを忘れないうちに記録しておきたいという気持ちもある。

 とりあえず30回というのは節目だと感じていたが、最初のころよりは自由に書けるようになった気がする。質よりも前に回数の積み重ねが必要なのは、何事を始めても一緒だろう。それにしても腰が痛い。

 何事も、物事がそう順調に進むわけはないのだが、よし、とりあえず30回は書こうと設定したゴールの目前に、まさかぎっくり腰が立ちふさがるとは想定外だった。こうして椅子に座っている間にも激痛が走る。

 せっかくの日曜日を、いつもの散歩にも行かずに丸一日寝て過ごした。横になって、スマホを片手に動画を見るのさえ億劫だった。だが寝すぎると今度は頭が痛くなる。ついに耐え切れなくなって起きだして、机に向かう。

 こうなったら無為に時間を過ごすよりは、痛みに耐えてでも何かしている方がましだと思った。明日の仕事も気になるが、このブログの方も気になる。いまやブログを書くことは自分にとっての習慣であり、義務ともなってしまったようだ。

 次に目指すとすれば区切りは50回だろう。別に毎回、それほど回数を気にして書いているわけでもないが、階梯を積み重ねることによって違う光景が見えてくるのが楽しい。やはり数は、ある纏まりをもって質へと変わるのだ。