ヘリコプターの夢

 ヘリコプターに乗って周遊している夢を見た。竹刀をもって剣道場に入っていったはずが、いつの間にかヘリコプターに乗って空を飛んでいた。ビルの窓からは忙しく仕事をしている人の姿が見える。

 地上に戻ると職場の上司がいて、「すみません。ちょっと用事があったもので」と言い訳をすると、「いいんだ。ちょうど乗せようと思っていたところだ」と上司がにこやかに答えた。その上司の顔はなぜか大学時代の指導教授の顔だった。

 わりとはっきりした夢だったので、起きてすぐ粗筋だけをメモして仕事に行った。帰ってヘリコプターの夢の意味を検索してみると、何か新しいことに挑戦したいと思っている気持ちの反映だという解釈があった。

 この解釈は実際にあたっていると思った。このブログを始めたことがまさにそうだ。それにしても、夢解釈というのは、ずっと昔からあるらしいが、何か基準というものがあるのだろうか。それとも単なる連想だろうか。

 ヘリコプター、空を飛ぶ、人類の歴史にとっては比較的最近の新たな挑戦と、連想としては難しくない。しかし、なぜ道場のはずがヘリコプターなのか、職場の上司が顔も忘れていたような学生時代の恩師なのか、この辺の解釈は完全に個人的な事情なのだろう。